地域再生計画

地域再生計画とは

地域経済の活性化や地域活力の再生などの推進を目的に、自治体が地域の産業・技術・人材・資源等の有効活用による「地域再生計画」を策定し、国は各種の支援を講じて、地域再生を推進するものです。

明舞団地再生計画とは

1.内閣府の認定

地域再生計画を活用して、明舞団地の再生・活性化を推進するため、兵庫県では、「明舞団地再生計画」の認定申請を行い、H16年6月及びH17年3月に「地域再生推進のためのプログラム4(H16年2月27日 地域再生本部決定)」に基づき認定されました。(H19年7月、H22年3月、H25年3月、H29年7月 変更認定)

2.再生計画の意義

行政、住宅・施設管理者はもとより、住民団体、NPO、民間事業者等の様々な関係主体が積極的に連携、目指す目標を共有し、ハードとソフトの両面からニュータウン全体の再生・活性化を図ることにより、魅力と活力のある「新しいふるさとづくり」を進める。もって、ニュータウン再生のモデル的取り組みを提示するとともに、地域コミュニティの活発化、地域経済の活性化等につながる地域振興を図る。

3.再生計画の目標

  1. 今後の住まい・まちづくりを先導する再生施策を展開する
  2. 既存ストック・地域資産を活用した持続的・継続的な再生を進める
  3. 安全・安心に暮らせる住まい・まちづくりを推進する

4.国の支援措置

  1. 公営住宅における目的外使用の柔軟化(若年世帯等住宅)
    ミックストコミュニティの推進、高齢者等への生活支援の充実、集合住宅、建替事業の推進、地域活力の向上に資する学生向け住宅等を目的として、公営住宅を若年世帯住宅等として目的、外使用する。
  2. 公営住宅における目的外使用の柔軟化(コミュニティ拠点等)
    コミュニティの活発化や生活サービスの導入による生活支援の充実のため、公営住宅を住宅用と以外に目的外使用する。

内閣府認定「明舞団地再生計画」

目的外使用の柔軟化(コミュニティ拠点等)について

1.目的外使用できる活動内容

  1. 住民団体等が地域コミュニティの活性化等を目的として、コミュニティ活動拠点として使用する。
  2. NPO等が高齢者等の生活支援等の充実を図ることを目的として、ふれあい喫茶・見守り活動等の拠点として使用する。
  3. NPO等が子育てサービス提供等の充実を図ることを目的として、子育てサークル・子育て相談等の活動拠点として使用する。

2.対象住戸

  • 「明石舞子鉄筋」(現在は対象外)
  • 「明石舞子南鉄筋」
  • 「明石舞子北鉄筋」

3.活動団体について

非営利活動団体(NPO法人・住民団体等)の中から公募により選定する。

「明石舞子鉄筋」「明石舞子南鉄筋」の活動団体が決まりました。

県営住宅住戸を活用して、生活サービスを行う団体は、公募によることとなっており、「明石舞子鉄筋」「明石舞子南鉄筋」の2カ所については、H18年2月25日に公開プレゼンテーションを開催し、下記の活動団体が選定されました。

明石舞子鉄筋

特定非営利活動法人 ひょうごWAC

明石舞子南鉄筋

松が丘3丁目自治会・ボランティアグループ

応募・選定経緯

応募開始 平成17年12月19日(月)
応募〆切 平成18年2月10日(金)
公開審査 平成18年2月25日(土)
場所 明舞センター 松が丘ビル 大会議室
参加者 審査員6名、応募団体6名、地域住民27名、事務局3名

「明石舞子北鉄筋」の活動団体が決まりました。

明舞北鉄筋についても、下記の活動団体が選定されました。

団体名 神綾台E,E,いいまちづくりの会

応募・選定経緯

登録〆切 平成18年3月30日(木)
応募〆切 平成18年4月20日(木)
公開審査 平成18年5月20日(土)
場所 神綾台1丁目西自治会館
参加者 審査員3名、応募団体6名、地域住民7名、事務局2名

団体の活動状況

NPOひょうごWAC

活動期間

平成21年3月まで

使用住戸

明舞鉄筋8号棟241号室

使用目的
  • 世代を超えて集う場所の提供
  • 高齢者の日常生活支援、介護予防
活動概要
  • 月から金、10時~15時までNPOスタッフが常駐、手作業やカラオケなどのサービス
  • 毎月団地内に活動計画表を配布

松ヶ丘3丁目自治会+松ヶ丘3丁目ボランティアグループ

使用住戸

明舞南鉄筋3号棟111号室

使用目的
  • 一人暮らしのお年寄りを対象とした身にデイサービス
  • パソコン教室、ミニ図書館等
活動概要
  • 月一回、地域の高齢者との交流会「さんさんサロン」を開催
  • パソコン研修

神陵台E,E,いいまちづくりの会 

使用住戸

明舞北鉄筋23号棟911号室

使用目的
  • 地域の「たまり場」提供
  • 既存組織との連携
  • 団塊世代の地域回帰の受け皿
活動概要
  • 月~金、10時~17時までスタッフが常駐
  • 曜日ごとにパソコン教室、子供と大人のおもちゃライブラリー等のイベント
  • 不定期に近隣住民を招いて食事会、フリーマーケット等を開催

 

目的外使用の柔軟化(学生シェアハウス)について

1.目的外使用できる学生

 ミクストコミュニティの推進、地域コミュニティの活性化等を目的として、下記の要件に該当する者の住宅として使用する。

  1. 明舞団地近隣の大学に通学する学生で、明舞団地の活性化に資する研究または活動を行う意志のある学生
  2. 一名または数名で居住する学生

2.対象住戸

  • 「明石舞子南鉄筋」
  • 「明石舞子北鉄筋」

3.入居者の募集について

平成30年9月末入居分

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